30日間突破記念スペシャル 迷探偵の事件簿 4 解決編
みなさんあらすじ編と推理編は読んだでしょうか?
今回で火事を起こした方法が明らかにされますが、
皆さんのお気に召さないかもしれません。
それでも、スペシャルでがんばったので許して下さい。
話に入る前に言いますが、これはルパンの「八点鐘」にあった
話を元にしています。
ふたつの事件 解決編
天来:では、息子を連れて来てくれませんか。
警部:まぁいいが、どこで話すのだ?
部下:燃えた家はが雑誌の下に金らしき物があり、
まだ、そこまで燃えきってはいなかったので
家に行くことはできますよ。
天来:では、家で話すことにしましょう。
警部:何〜〜!!
天来:その方がおもしろいことになりますよ。
他全員:え〜〜〜
そして彼らは燃え残っている家に行った
天来:息子さんが来るまでに話しておきたいことがあります。
皆さん僕の言うことには絶対「えっ」などは言わないでもらいたい。
警部:なぜそんなことをする必要があるんだ。
天来:僕がやりにくくなるだけですので気にしないで下さい。
そして天来は札束と雑誌、箱を取り出し少し焦げさせた
そして箱の中に札束、雑誌を入れ、
その後札束を見えない様にした
そして燃え残った部屋に全員がそろった
天来:では話を始めましょう
息子:あの、火事の犯人は分かったんですか?
天来:うるさい!
まあ知りたがるのも無理はないですけどね。
でも、あなた本当は知っているんですよね?
息子:なっ、何言っているんですか、探偵さん!
ねぇ、皆さん!
みんな:・・・・・・・
天来:息子さんあなたはジョウロを使って
火事を起こしたんですよね?
息子:どっ、どうやったらそんなことができるんですか?
ねぇ、皆さん!
みんな:・・・・・・・
天来:ほら、みんなあなたが犯人だと思っていますよ。
方法は虫眼鏡と同じ容量で、水の部分で
眼鏡の部分の変わりをさせたんですよ。
息子:えっ、なぜそんなことが分かるんですか?
天来:勘ですよ。
息子:えっ、勘ですか! (ふぅ〜〜)
天来:そんなの嘘ですよ。
方向的にジョウロの位置ですし、
水をあげる量が少なすぎですし、
葉が毎日あげているにしては小さすぎですからね。
息子:えっ、えっ、えっ〜〜!!
でっ、でもそれ以外の可能性もありますよね皆さん・・・
みんな:・・・・・・
天来:息子さん、ダンボールが燃えきらなくて残念でしたね。
光が集まったところが床で、見張りがすぐに見つけてしまって
中のものが燃えなくてね!!
そして天来はダンボールの中から札束を取り出し高々と見せた
息子:そっ、それが何だと言うんですか!
僕がその箱の中に金を入れていただけじゃないですか!!
天来:僕はその証言を待っていたんですよ。
実はこれの番号を確認したら銀行で盗まれた金
と同じ番号だったんですよ!!
息子:!!!!
天来:もう言い逃れはできません。
全てを吐いたらどうですか。
息子:やっぱり悪いことはできませんね。
父を殺したのも、銀行強盗も僕がやりましたよ。
天来:神は見逃しませんからね・・・
そしてこの事件は解決した
銀行強盗は競馬などでの借金だが
家賃はまだだったので家は大丈夫だったのだ
父はばれそうになったので殺したのだという
だが息子はその後嘘をつかれたことを知る様子を
想像すると私は悲しくて仕方ない事件だった